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| Sep. 22 1999 |
美しい阿寒とゴミ特別レポート
阿寒国立公園からオホーツク海と知床半島を眺める。 99年9月22日、気温:8度、天気:曇り、風:南
出発地:阿寒国立公園・小清水ハイランドキャンプ場=北緯43度42分35秒/東経:144度21分01秒
到着地:阿寒国立公園・砂湯キャンプ場=北緯43度37分20秒/東経144度21分19秒
歩いた距離:24Kmくるぶしからふくらはぎ、それに腰から肩にかけて、ひどく痛むようになりました。今日はこれまでになくきつい一日でしたが、もっと大変な日々がこれから僕を待っているだろうと思います。
阿寒国立公園で迎えた朝は驚くほどの美しさでした。目の前の山の東斜面から朝日がのぼり、なだらかに広がる緑の丘のむこうには、旅を始めた知床やオホーツクの海が見渡せます。今朝は静かで行き交う車も少なく、秋の香りのするさわやかで乾いた空気を楽しみながら、朝日と共に阿寒の自然林の間を歩きました。これほど広々とした空間や、そのままの自然のある場所は日本にあまり残っていないんじゃないかなと思いました。
最初に気づいたのは、木が自然のままに育っていることです。アメリカで住んでいた家の近くでも、日本に来てからも、植えられた木ばかり見ていたので、はえてきたそのままの場所で育っている木を見るのはとても気分のいいものでした。そういえば竹田津さんが、「過保護にされたり、おせっかいをやかれるのは、誰でもいい気分じゃないだろう?自然だって同じだよ」と言っていたのを思い出しました。
土地を公園として残しておくことは僕らにとってどんな意味があるのでしょう。この公園は林業に使ってもいいし、畑にもできただろう、でも、誰が国立公園として守ってくれたのだろう。きれいな空気を胸いっぱいに吸い込んで、美しい屈斜路湖を眺められることに感謝しながら、きょう一日を歩きました。
自然を心ゆくまで楽しみましたが、自然をこんなふうに守っていくことは人間が楽しむほかに、どんないいことがあるのだろうと考えていました。君たちはどう思いますか。
一日は平穏に始まったけれど、今夜のキャンプをする地点についた時には、しばらく口をきくこともできませんでした。24キロ歩いた僕のからだはへとへとになっていたのです。
夕ごはんを食べたら、少し休みます。というのも、夜には、アイヌの人たちの踊りを見に行って、その催しを取りまとめているアイヌのアトイさんという方とお話をすることになっているからです。
グレッグ
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