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| Oct. 19 1999 |
森の薬草
血を止める効果のあるカキドオシを見せてくれる相田さん=札幌市南区真駒内で 99年10月20日、気温:3度、天気:晴時々曇り、風:北西
出発地::札幌市南区常磐 北緯42度56分01秒/東経141度20分29秒
到着地:千歳市・支笏湖 北緯42度47分52秒/東経141度21分37秒
歩いた距離:28.3km病気を治すのは病院や薬局の薬だけではないようです。今日は高山植物と薬草の店を見つけました。
あわただしい札幌からさらに遠ざかり、今日は支笏(しこつ)湖へとつづく峠まで来ました。落葉樹と針葉樹が混じって生えている森が何キロも続きました。ほとんどの丘の北側斜面にはうっすらと雪が積もっています。
山の峠を登り始めるとすぐ、「薬草」と書いた看板が目を引きました。このあたりは山菜や薬草の宝庫なのだと、お店の主人の相田さんは北海道の民間治療薬の驚くべき力を、説明してくれました。
「子どもが山でけがをすると、今は救急箱を取り出して、消毒薬でふきとって、バンドエイドをはるよね。でも、山の自然には傷を直すのに必要なものは何でもそろっている。傷口を清潔にしたり、血を止めるのに使える植物がたくさんあるんだ。例えば、ヨモギ、カキドオシ、カタバミなどはよく使われるけど、他にもまだまだある」と腰をかがめて、庭に生えているカキドオシを見せてくれました。
せき止めにはツクシがよくきくそうです。何と、精神的な病気に効くと言い伝えられてきた野草もあるといいます。エゾマツかトドマツの松ヤニをなめると疲れが取れて毎日元気に歩けるよとも教えてくれました。
冬が来た国道435号沿い支忽湖より北の方 で(水の風景) 相田さんは、「この森にあるさまざまな薬草は、日本の民間治療の土台となっているです」とまで説明してくれました。
相田さんに会ってから、それまではただきれいだと思っていた森が、無限のいやしのもとに見えてきました。私たちの周りにある環境はそこしれない力を持っています。でも、それにふれる機会が少なくなればなるほど、どんなに多くの物を与えてくれていることに気づかなくなるのです。
民間治療に使われる北海道産のマタタビ=沙流郡平取二風谷で みなさんのまわりにも、似たような薬草があることでしょう。何かいい薬草をみつけたら、そしてそれが僕に元気をつけてくれるような薬草があったら、教えてください。
残念ながら、元気が出る松やにを探しましたが、見つかりませんでした。明日は、目を皿のようにして、エゾマツかトドマツを探してみます。
グレッグ
桃山中学のみんなは僕が旅に出る前に薬草の知恵を教えてくれました。昔から日本の旅人を元気付けてきたという「マタタビ酒」ももらいました。毎日少しづつ飲みはじめました。元気が出てくるようです。ありがとうございます。
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