知恵だより 042号

Oct. 24 1999

北海道何万歩?クイズ

室蘭から乗ってきたフェリーの前。さあ本州です=青森のフェリーターミナルで

99年10月24日、気温:未計測、天気:晴時々曇り、風:西
現在地:青森市=北緯40度49分44秒/東経140度44分13秒
歩いた距離:0km

 風がとても強かったので、わっと風が来るとデッキから吹き飛ばされるかと思ったほどでした。フェリーボートは港を離れ、室蘭の街の灯がキラキラ光っていました。五週間が過ぎ、何百キロも歩いてやっとのことで北海道を歩き通しました。

 とても大勢の人たちに会い、うまく生活するためのいろんな工夫に出会いました。

 北海道の豊かな北の海に支えられて暮らしているウトロの漁師さんが教えてくれたことは、ゴミを出さずに健康的に暮らすことが出来るんだということでした。足寄で農業をやっている人は、トウモロコシの実を太陽に干す賢い方法を教えてくれました。貝沢さんは、アイヌの人たちの文化が自然をとても大切にしているんだと教えてくれました。どうやったらうまく生活出来るかという議論が何世代にもわたって繰り返され、気候やその土地に適した必要とものになっていったのです。

 賢くそして自然に優しく暮らすための新たな努力にも沢山触れて来ました。

 札幌の郊外にある新しい会社では、車をとことんまで、直し、再利用し、リサイクルしょようと奮闘していました。

 札幌では、ゴミをださないゼロエミッシヨンを生み出そうと一丸となって、努力しています。産業廃棄物としていた貝がらを、健康と環境に良い粉末に変える会社にさえ出会ったくらいです。

 僕はみなさんと一緒に、一カ月以上も、知恵を探し続けています。毎日、僕は歩いて、見て、聞いて、そして感じています。一番大切なのは、人々との出会いです。もし、僕たちがみんな、自分たちの市や町の賢い工夫を共有出来たら、僕たちの発見はきっと大きくなっていくでしょう。

 出会った人達の数だけ、生活のための新しい工夫や、知恵の豊かな方法があるようです。あなたたちは自分が賢いと思う暮らし方についてもう考え始めていますか?

 本州へ行く前に、みなさんが知恵について考えていることを聞きたいと思っています。北日本の気候や地理や文化がきっと、またもうひとつの冒険となるでしょう。

 グレッグ

 これまで僕はいったい何歩、歩いたでしょう?知床を出発してから五週間、毎日測っていました。さて、何歩だと思いますか?みなさんの答を待ってます。

 

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