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| Nov. 30 1999 |
北部小学校がみつけた知恵
子どもたちは、テントの中で暮らすことにとっても興味を持ったようです=小 国町北部小学校で 99年11月30日 気温:1.5度 天気:雨 風向き:西
現在地:西置賜郡小国町=北緯38度03分42秒/東経139度45分33秒
歩いた距離:0km今日は、北部小学校の6年生が学んだ山形県の自然豊かな山地に存在する知恵を発表してくれました。6年生たちはこの数カ月間「未来食」というテーマと取り組んできたのです。
まず最初に6年生たち8人が、ひとりひとり僕に名前と将来の夢を教えてくれました。看護婦さんになりたい、科学者になりたい、コンピュータ・プログラマや、喫茶店を開きたいなど、それぞれに大きな展望を持っていました。僕も「未来への知恵めぐり」の夢をみんなに話しました。どうやってキャンプしているのかテントを張ったり、彼らに僕のリュックサックを背負ってみてもらったりしてから、未来食についての発表になりました。
ただいま発表中=小国町北部小学校で 発表の準備をしているあいだ、教室に緊張した雰囲気が漂っていました。教室の机を半円形に並べて座りました。ふたつのグループが交代で教室の前に出て、自分たちが学んだ食の知恵の内容を発表しました。未来の食を考えるためにまず最初に、過去をふり返ることから始めました。山形の山間部ではお米を補う主食としてアワやヒエなどが広く食べられてきましたが、現在では健康食品として見なおされて、食卓にのぼるようになっているのです。6年生たちは、どのようにして彼らの知恵探しが始まったかというところから説明をしてくれました。
おいしそうな五穀お好み焼き=小国町北部小学校で どちらのグループもすこし緊張気味ながら、発表は順調に進みました。彼らがこれまでどれくらい一生懸命学んだか、その自信を持った表情からもよくわかりました。発表の内容は健康食品から、アワやヒエに含まれる栄養素、過去と現在のおやつの時間の比較、おじいさんおばあさんらからの聞き取り調さ、そして、未来食はこうあるべきだという彼ら独自の考えにまで至りました。詳しいレポートは彼ら自身が発表してくれるので、楽しみにしていてください。
アワとヒエについてただ説明するだけでは止まりません。このような穀物をいろんな方法で料理することにも挑戦したのです。午後には、一緒に実際の料理を体験したのです。作ったのは、アワクッキー、五穀蒸しパン、ムギカレースープ、五穀ドライカレー、サツマイモごはん、五穀お好み焼きでした。
野菜がとんとん刻まれ、ガスコンロの火が穏やかに燃えています。調理室では8人の「料理人」が忙しく動き回って、てぎわよく6種類の料理を仕上げました。食べる前にはどんな味なんだろうとおもっていましたが、健康的な食品は僕たちの味覚も満足させてくれました。僕の一番のお気に入りはお好み焼きでした。みんなの笑顔は、努力の中から彼らが何かを学んだこと証明していました。でも、それについては自分たちの言葉で述べてもらいましょう。ほんの少しだけ彼らの発表の中から引用します。
五穀ドライカレーと子どもの笑顔=小国町北部小学校で 「未来食とは健康的な食品だと思います。これまで、簡単に作れて、おいしいことだけを考えてきました。健康が食べ物に関係あると思ってませんでした。この勉強を通して、物の見方を変えることの大切さを学びました。過去をふり返ることによって、新しい発見をすることができるのです。前はアワやヒエなど貧しくて、おいしくないと思っていましたが、今はとても健康的な食べ物だと思うようになりました。この考えが未来食へつながるのだと思います」。
「未来への知恵めぐり」を通じて、僕の考え方は変わりました。みんなもそうなんだろうと思います。冒険は明日も続きます。みなさんは健康的な食べ物や未来の食べ物についてどんな考えを持っていますか。北部小学校の友だちに、ぜひ聞かせてあげてください。
グレッグ
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