知恵だより 089号

Dec. 10 1999

一人ひとりが世界を変える

ひとりづつ発表をする子どもたち=新潟県見附市葛巻小学校で

99年12月10日 気温:7度 天気:晴時々曇 風向き:北西
現在地:栃尾市=北緯37度46分12秒/東経139度12分55秒
歩いた距離:0km

 昨日に続いてワールドスクールネットワークの参加団体の一つ、新潟県見附市の葛巻小学校のみんなと短時間でしたが会うことができました。この出会いで、環境へのかかわりや関心を持つためには、一人ひとりがとても大切だということを感じました。

 葛巻小学校の「葛巻アースレンジャー」は、いままでさまざまな環境問題にグループで取り組んできました。ついこの頃になって、ひとりひとりで環境学習に取り組みはじめました。それぞれが、自分が興味のある課題を選び、同時にその勉強の結果をだれに伝えたいのか自分で決めるのです。今日、子どもたちが発表の練習をするところに招待されました。

 子どもたちは僕の前で五つの報告をしてくれました。小さい環境問題の専門家たちは、なにを、なぜ勉強しているのか説明し、さらに将来のために、人々が環境をよくするためにどう役立てるかを説明しました。取り上げられたテーマは、リサイクル紙、使用済の食用油を使ってつくるせっけん、ペットボトルのリサイクルやせっけんなしで使えるスポンジなどでした。

 先生役となった子どもたちはすこし固くなっているようでしたが、聞いている人が見たり感じたりできるような方法をそれぞれに用意していました。クイズや紙芝居やポスターを用意していた児童もいました。みんな自分自身の興味や経験から話をしました。

ひとりづつ発表をする子どもたち=新潟県見附市葛巻小学校で

 僕が知恵を探し歩いてもう3カ月近くになります。その中で少し僕がわかり始めてきたことがあります。それは、僕が出会った環境を良くしようとしている人たちは、たいてい自分個人が関心あることを追求し、その自分の思いをほかの人たちにいろんな方法で伝えようとしている人たちなんだということです。

 自然を守るために、グループを作った人もいます。ゴミを捨てにいく時に環境について近所の人たちとちょっとおしゃべりをするだけの人もいます。でも、みんな自分たちの地域や環境にとても注意をはらっているようです。そして自分の考えをはっきり言えるのです。知恵を使う事や、環境を守ることが大切だと人を説得できる能力は、僕たちの将来に絶対なくてはならないものです。

 これまでやってきたグループでの学びについては、ずいぶんとみんなで共有できたと思います。個人として、みなさんは環境問題のどんなことに興味がありますか。それはなぜですか。

 アースレンジャーズのみなさんが、関心事や興味を引き出す一番最初の段階から一歩まえへ前進したのはとてもうれしいことです。その努力の結果がどのようなものになるか僕はとても知りたいと思います。

 グレッグ

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