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| Dec. 15 1999 |
環境を汚さず、エネルギーもいらない冷蔵庫
雪むろ・農産物加工場の本社の扉の前の僕と友だち。雪むろそのものは、この建物の後ろにあります=守門村で 99年12月15日 気温:-1度 天気:雪 風向き:西
現在地:十日町市=北緯37度10分00秒/東経138度47分50秒
歩いた距離:0kmもし天然の冷蔵庫があったら、どれくらい電気が節約できて、どれくらいフロンガスを使わずにすませることができるでしょうか。新潟県の山の中ではいっぱいある雪を天然の冷蔵庫として上手に利用しています。きのう僕は現代風の雪ぐらを偶然みつけました。つけものや日本酒を保存するのに利用しているのだそうです。
守門村はおいしい新潟の酒を保存する雪ぐらがある村として有名です。広神村に向かう道の途中の雪ぐらは、つけものと酒造りの両方に役立っています。つけものは、腐らせないために冷たい場所に保管しなければなりません。日本酒は何年も、この雪ぐらに貯蔵することで、ふくよかでなめらかな味になるのです。
昔、村人たちは穴を掘った周囲をわらでおおった天然の雪ぐらを利用していました。その中につけものにした野菜と生野菜を冬の間ずっと入れて保存しました。守門村では、このやり方を利用してもっと大きな雪ぐらがたくさん作られたのです。
二つの大きなとびらが「雪むろ・農産物加工場」の本社と雪ぐらとを仕切っています。雪ぐらは幅15メートル奥行き15メートルの大きさです。第2の扉を通り抜けて雪ぐらに入ったとき、1度くらいだろうと僕は体で感じました。後で、ここは1年を通じて平均気温 2度であること教えてもらいました。
雪むろの中でダイコンのつけものの作り方を説明してもらいました=守門村で/b> 雪ぐらの中は塩のにおいと醗酵する香りがしていました。雪ぐらの壁にそって日本酒の箱とキュウリのつけもの容器が並んでいました。この雪ぐらが、私が今までに入った中で一番大きいくらでした。
驚いたことに、この雪ぐらは一年を通して中を低い気温に保てるのです。まず最初に、冬の間、くら全体を雪でおおってしまいます。春と夏の間、大きな銀色のシートで雪全体をおおって、外気から遮断します。秋の終わりになると外の気温はかなり下がりるので、シートを取って、初雪を待つのです。銀の断熱シートの管理はちょと手間がかかる仕事ですが、雪ぐらにはエネルギーの費用はかかりませんし、フロンガスなど有害物質も使わなくても済みます。
これは山間部の自然の現象である雪を、上手に利用している例です。世界の全部の場所で、このような公害の少ない、エネルギー消費も少なくて済む冷蔵庫を1年中使うということは不可能だと思いますが、雪ぐらは人間が自然の現象を巧みに利用していることを示してくれています。
皆さんも自然の現象を上手に利用している例が他にもないか考えてみて下さい。
グレッグ
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